北海道冬シーズン体験記総括

北海道冬シーズン体験記総括

ドーモ。夏風邪です。

冬の北海道滞在、あっという間ですね(3回目)。
自宅に帰還済み、本ブログ執筆時は長期滞在の疲労が爆発中、ものすごいお疲れモードです。
今回は北海道滞在の総括を記載していきます。

なお2月、3月以降それぞれの振り返り記事を以下に記載しています。気になったら読んでみてください。

北海道冬シーズン体験記総括

過去の振り返り記事と同様に以下の観点で記載していきます。

  • 天候について
  • 冬の北海道観光
  • ホテル住まいの食事事情
  • ホテルでお仕事

天候について

上陸直後

1月末から4月初旬まで北海道に滞在しました。上陸直後は大荒れの状態でしたね。これが北海道の冬か!と驚いたものです。実際は近年稀にみる大荒れ&積雪だったみたいです。雪で建物が倒壊、というニュースも出ていたので大変な状況だったことをうかがい知れます。今回の滞在はかなりレアケースにぶち当たったみたいですね。

帰還直前

2か月強の滞在は季節の移り変わりを感じるぐらいの期間でした。最初は雪かき道具を置いていたドンキも3月に入ると自転車に置き換わってました。3月は気温が上昇し雪は解け始めて、暑く感じることも多かったです。3月後半にもなると雪が降ることもなくなりました。いつの間にか冬が終わってた、という感じですね。

この時期になると着る物に困りました。真冬に合わせてダウンジャケットを着てましたが、過剰防寒になり暑いです。かといって脱ぐには寒い(気温が上がったとは言え1ケタ台)、もう少しその時期に適したアウターが欲しくなりました。さすがに買うのは嫌だったのでダウンジャケットで頑張りました。暑かった~。

長期滞在ならではの課題が上がってきて面白かったですね。

冬の北海道観光

冬の北海道は初、ということで週末を利用して可能な限り観光をしていました。祭りや流氷、ロープウェイで山頂行き、SUP等々。遠出をするときは大体バスでしたね。JRを使ったのは小樽行きぐらいでしょうか。

メジャーな観光地にはツアーバスが運行しているのでいいですね。北海道は行きたい目的地まで電車が通ってないケースもあり、直通のツアーバスは大変便利です。ただツアーバスが必ずしもあるわけではないので悩ましいところです。路線バスにしても都市から離れれば本数が激減するので時間管理が大変です。

北海道観光ではやはり自前で車を用意するのが最適解な気がします。都市部だけならともかく、都市から離れた所に行こうとすると制約が大きくなりますね。バスもいいのですが、時間の余裕がなくなることや小回りが利かないことからピンポイントの観光以外では厳しそうです。
そして一番問題になるのは自身がペーパードライバーであること!(しかも金)。自前で車を用意するにしても運転スキルに難あり。加えて積雪状態、ハードルがかなり高いです。。。

北海道に滞在して思ったのはやはりデカい!車社会!ということですね。↑の地図は伊達じゃないのだ。

滞在中の観光記はこちらから。

ホテル住まいの食事事情

お肉こそ正義

結論から言うと壊滅的でしたねw

朝食は多少は栄養を気にして摂取していましたが、その他は簡単に食べられるもの(インスタント食品)ばかりでした。野菜とは。以下はおおよその食事パターンです。

種別 内訳 メモ
朝食 エナジーバー、豆腐、納豆、スープ、トマトジュース ちょっとだけ気を使った食事
昼食 インスタント食品、外食 食べたいものを食べる
夕食 インスタント食品、外食 食べたいものを食べる
その他 サプリ(常用)
お菓子
ハッピーターンがうまい

圧倒的に緑が足りてないですね。。。摂取した野菜はおそらく外食時に出てきたセットのサラダぐらいでしょうか。とてもヤバイ(語彙力)。

3月中旬にはまん延防止等重点措置が解除され、外食行きにも拍車がかかりましたね。行きたかったけど休業中だったお店などもあり、外食欲が爆発した感じです。おかげで体重に跳ね返ってきてかなりヤバい状況です。いや、北海道の食事はうまいから仕方ない。
と、後半になるほど食事がカオスになっていきましたw

最後の北海道食事はラーメン

ホテル住まいだと食料の備蓄がしにくいことや調理ができないことから、やはり簡単に摂取できるものに流れてしまいますね。おそらく普段ほどの健康に気を付けた生活を送るのは難しく、栄養を考えて用意する手間と食事水準の低下(栄養バランスの崩壊)とのトレードオフになりそうですね。私は後者しか選べなそうです。出先だと特に時間が限られるので、多少?バランスの悪い食事にしても時間を取りそうです。

ホテルでのお仕事

ホテルで2か月超の期間仕事をしていました。自宅以外で仕事をするのはやはりメリットデメリットがありますね。

メリット デメリット
  • その土地の観光がしやすい
  • 特定の作業に集中しやすい
  • 作業環境が割とガチャ
  • 疲れがなかなか取れない

その土地の観光がしやすい

行った先が身近になり観光がしやすくなります。北海道みたいに行くのもハードルが高いようなところだと特に効果が出るところですね。逆に都内とかだと千葉住まいの身としてはメリットが非常に薄そうです。容易に行きにくい地方だと得られるメリットが大きそうですね。

特定の作業に集中しやすい

自宅とは違いできることが限られるので、何かを集中してやるにはいいですね。ミニマリストみたいな生活を普段からしているのであれば、これまたメリットにはならなそうですが。。。自宅は誘惑だらけなので、このような環境になったことで一定の効果はありました。長い期間だとやりたいことがあってもできない、ということが逆にストレス増になるので一長一短でしょうか。

作業環境が割とガチャ

選んだホテルによって環境は大きく変わります。部屋のレイアウトやwifiの強度、利用者の民度etc。よく利用しているホテルなら状況が分かりますが、初めて利用するホテルだとどうなるかわからないのがツラいです。これはホテルにかけられるコスト次第で改善が見込めそうですが、コストの増加はなかなかジレンマの大きいところです。

疲れがなかなか取れない

枕が合わないのかベッドが合わないのか、寝付きがイマイチで疲れが取れませんでした。快調な時があっただろうか。短期間ならよさそうですが、長期間だと疲労の蓄積は著しいです。やはり寝具は大事ですね。帰還後はお布団にダイブしました。やはり自宅のお布団は快適ですね。

北海道滞在総括

今回の滞在の主な目的は旅先で仕事をする、冬の北海道を経験して引っ越し先の候補になるか検討、でした。リモートワークがしやすくなった昨今、住む場所を選ばなくなってきました。北海道もアリなのでは?と始めたのが今回の計画です。
実際実行してみての結論は「引っ越し先の候補として難しい」です。理由は主に以下の2点です。

  • 雪国であること
  • 移住の動機が薄い

雪国の冬は生活が全く変わります。雪があることが日常になり、除雪や注意して歩行等、常に意識をする必要が出てきます。マンションなどに住めば除雪は関係ないかもしれませんが、雪があること自体は変わらないので厳しいですね。マラソンをしてる身としてはシーズン中に走れなくなるというライフスタイルの変化も許容しにくいです。雪国育ちであればまた違う意見になるかもしれませんが、生まれも育ちも千葉住まいの自分にはちょっと厳しいです。

そして一番大きいのが移住の動機が薄いことですね。仕事場を選ばなくなったので住まいはどこでもよくなったのは間違いないのですが、北海道で仕事をするデメリットが大きいんですよね。北海道でなくてはいけない事情(その土地でしかできない仕事をする、結婚するとか)がないので、上に記載した「雪国であること」が大きくマイナスに働きそうですね。ミーハー気分で選んでしまうとかなり後悔しそうな雰囲気が濃厚です。

逆に言うと数日~数か月滞在はアリですね。長期滞在することで観光しやすくなるというのはやはり大きいです。テキトーに仕事をしつつ、その土地を楽しむ。気が向いたら違う場所へ移動、というのは割と理想的な生き方だと思います。移住して日常にするのではなく、短期滞在にして非日常という状態を維持するのが重要なのかもしれません。

なので今回滞在の総括

「北海道は遊びに行くところである」

北海道へは住むのではなく遊びに行こう、と思った次第。以上。