自転車旅の現地までの移動と装備(ガス缶)の運搬

自転車旅の現地までの移動と装備(ガス缶)の運搬

どうも!ランドナー乗りの夏風邪です。

2020年6月現在、コロナウィルスの影響もありしばらくは大きな自転車旅はやりにくい状況になりそうです。
しかし自粛生活が続き、ストレスが溜まってるのか自転車旅したい欲求は地味に高まっています。
次の自転車旅をどうするか、そんな妄想をして悶々と過ごしております。

今回は現地までの移動と装備(主にガス缶)の管理についての考えをまとめていきます。
また、前提は以下となります。

  • キャンプをすること
  • 目的地が北海道(参考にできるのは目的地が北海道・九州の時ぐらい?近場は考慮してません)

現地までの移動方法

自転車旅をするにあたり現地までの移動方法は主に以下になります。

  • 全行程自走
  • 電車(新幹線)
  • 飛行機
  • フェリー

移動方法:全行程自走

目的地まで自転車で走るというシンプルにして一番ストロングスタイル。
全ての移動方法の中で最も時間がかかる移動方法です。日本一周する方が採用するイメージ。

移動方法:電車(新幹線)

目的地まで電車(新幹線)で行くスタイル。目的地への最寄り駅が遠ければ駅から自走していきます。
輪行になるので荷物が多いとハードルが高くなる方法ですね。乗り換えが増えると更にハードルアップです。
関東圏住まいの遠征であれば大体東京駅スタートなので、出発時は空港に行くより楽なイメージです。
飛行機よりも心理的ハードルが低いものの、東京ー新函館北斗で4時間ぐらいなので、この移動時間だけでも結構疲れます。

移動方法:フェリー

フェリーで目的地近くまで移動するスタイル。時間がかかるが一番旅情を掻き立てられる方法です。
航路がかなり限定的なので目的地までが遠いパターンが多いです。
便数がそもそも少ないため繁忙期は混雑必至。
時間は大洗ー苫小牧で20時間ぐらい(たしか)
もちろん港まで自走/輪行が発生し、フェリーで移動後も目的地から遠いはずなのでやはり自走/輪行が必要です。

移動方法:飛行機

飛行機で目的地近くまで移動するスタイル。空港は街から遠いので、到着後街に行くには自走/電車の輪行等で目的地まで移動することになります。
ここに記載している移動方法の中で一番時間がかからないです。
しかし飛行機輪行はまだ試してないのでどんなものかは不明(荷物の受け渡しとか空気圧とか)※2020年6月現在

各移動手段について

自走だと頑張っても10日ぐらいかかりそうです。飛行機だと乗ってる時間だけで2時間ぐらいです。
目的にもよりますが、北海道を走ることが目的であれば特別こだわりがなければ全行程自走はとりあえず考えなくてよさそうです。

装備の運搬について

装備について考えていきます。
全行程自走の場合は常に装備することになるので、以降は全行程自走については考慮外になります。

輪行時は荷物を宅急便で送ろう

キャンプ前提の旅を考えると装備がマシマシになります。テント、シェラフ、マット、バーナー、クッカーetc。
フェリーの場合は各装備を自転車に積んだまま乗船できるので特に困らないですが、輪行の場合は

  • 自転車を梱包
  • 荷物を頑張って運ぶ

というなかなか大変な作業が必要です。
昨年の旅で道中1度だけ輪行をしましたが大量の荷物を抱えて電車に乗り込むのはものすごく大変でした。フロント/リアサイド両方に荷物を装備してたらたぶん鼻血出てましたw

なので今回記事の重要なポイントの一つ

「輪行時(特に旅の最初/最後)は荷物を宅急便で送ろう」

です。出発時は初日に泊まるホテルに送付、帰還時は自宅等へ送付。
お金はかかりますが、享受するメリット(楽さ)に見合う価値はあると思います。めっちゃ節約するぜ!みたいなマインドでない限りおすすめです。
ネックは段ボールの現地調達ですね。近くのスーパーや薬局に行って調達しましょう。

旅先ではレンタカーもアリ

余談になりますが、輪行せずにレンタカーを借りて移動、という方法も大いにアリだと思います。
輪行はとにかく物を運ぶのが大変です。
去年の遠軽駅輪行は

  • 駅が高台にある
  • 石北本線はステップが高い/入口が狭い

とかなりレベル高かったです。

なのでレンタカーを借りて自転車諸々をぶち込む、という方法も有効そうです。
自分で運転することになりますが、荷物運搬の悩みが軽減できるのは大きなメリットです。
状況に合わせて使い分けられるようにしたいですね。

荷物を送る/送らずに気合で輪行、どちらにも落とし穴がある

上でオススメしておきながら実は落とし穴もあります。

「宅急便/飛行機でガス缶を扱えない」

クロネコヤマト)送れないもの
国土交通省)機内持込・お預け手荷物における危険物について

JRは一応大丈夫(車内に持ち込めない危険物のご案内)です。
宅急便は業者によって事情が異なる可能性あり。利用するなら要確認です。
ガソリンバーナーのボトルは空なら大丈夫そうです。

上記のこともあり、ガス缶は現地調達がよさそうです。

現地調達に適したガスバーナーを選ぶ

輪行での自転車旅でバーナーを用いたキャンプをする場合、ガスは調達が容易なものがよいです。
利用できるガスは主に3種類あります。

  • カセットボンベ缶(CB缶)
  • アウトドア缶(OD缶)
  • ガソリン

各ガスに対応するバーナーはここら辺から。

カセットボンベ缶

アウトドア缶

ガソリン

以下にそれぞれのメリットデメリットを記載します(筆者の主観です)
CB缶は使ったことないので使用感は不明。

メリット デメリット
カセットボンベ缶(CB缶)
  • コンビニで容易に入手可能
  • メーカーが合ってないとパフォーマンスがイマイチとかなんとか(未確認)
アウトドア缶(OD缶)
  • コンパクトにできる
  • 基本的に専門店でしか入手できない
ガソリン
  • ガソリンスタンドで容易に入手可能
  • 山などの高所でも安定使用できるらしい(未確認)
  • バーナーに装着するボトルの他に給油用ボトルが必ず必要(これがとても嵩張る)

到着後すぐにアウトドア用品店によれるならアウトドア缶がよさそうです。アマゾン利用の営業所留めが使える場所ならこれもアリですね。
ただ上記のことを考慮しなくてもいいカセットボンベ缶の方が個人的には利用したいです。
ガソリンは給油用ボトルがもれなく必要+ポンピングが面倒なので積極的に採用したくない感じです。入手難易度の点で海外利用の方が向いてそうな印象です。

各種バーナーについて

まとめ

  • 輪行時(特に旅の最初/最後)は荷物を宅急便で送ろう
  • 輪行時のバーナーはカセットボンベ用を採用するのがよさそう

荷物の送付は既に実践済み、とても有用だったので採用していきたいです。
カセットボンベ缶のバーナーは次の旅で実践ですね。

余談ですが、荷物の送付については、道中出会った人に「いいよ!楽だよ!」と薦めてましたw