自転車タイヤの摩耗は確認しよう
どうも!ランドナー乗りの夏風邪です。
2019年の夏に北海道自転車旅を実施。この旅に合わせて丸石のエンペラーツーリングマスターを購入、これに乗って北海道をフラフラしてきました。半年ぐらいたったので改めて反省すべき点を備忘録も兼ねて書いていきます。
今回は自転車のタイヤについて書いてきます。
ちなみにその旅のブログはこちら
ランドナーのタイヤは長旅にとてもよい
こちらが丸石エンペラーツーリングマスターの標準装備のタイヤ「コルデ・ラヴィ」(パナレーサー)
結構幅広で重いですがパンクも少なく頑丈なタイヤですね。このタイヤでのパンクは3回のみと超優秀でした。
長時間乗っても疲労が少ない!
乗り心地がとてもいいです。グリップもよく大量の荷物を積んでもぐらつかないのはすごいです。衝撃の吸収も良くストレスも少なかったです。
ロードバイクに乗り慣れていたので、この違いは結構驚きました。タイヤ一つで極端に変わるのは面白いです。
シティサイクルのタイヤと互換性あり
650*38A規格のタイヤで、26*1-3/8のタイヤ(いわゆるシティサイクルのタイヤ)と互換性があり履き替えることも可能です。シティサイクルのもちろん一般的なタイヤなので、上記のメリットを享受できないです。ただ、突然のトラブルに対応しやすいのは大きなメリットですね。今回の旅ではこれにものすごく助けられました。
こちらのサイトでタイヤと互換性について詳しく書かれています。(ランドナー購入でお世話になったお店ですね!)
しかし自転車のタイヤはやっぱり消耗品
5000キロほど走行、ふとタイヤを見てみると思いっきり摩耗していました。。。
新品のほぼ卸したての自転車でこの旅を始めました。なのでタイヤが摩耗する、ということがすっかり抜け落ちてました。
これが発覚したのは92日目。ここまででタイヤのパンクすらなかったので慢心していた、というのはありました。ウカツ!
まだいける!という全く根拠がない状態で2,3日走ったら当然のようにパンク。。。応急処置して頑張って次の街まで行く、という大変なこともありましたがそれはまた別のお話。
走行距離の目安はどれぐらい?
タイヤの走行距離はの目安はJIS規格によると5000キロのようです(下記リンクの表4ー自転車タイヤの性能_26*1-3/8タイヤの走行耐久性より)
紫外線などによる劣化などもあるので一般的には3000キロが目安となっているようですね。
上の摩耗の発覚時点で3000キロは余裕でオーバーしてました。。。
今回のケースだと荷物も多いので3000キロ目安でも遅いぐらいかもしれません。
タイヤのメンテも重要である
長旅だと特にですが、やはりタイヤのメンテナンスも必要ですね。大きな街で気付いていれば対応も容易ですけど、街から離れた場所で気付いてしまいかなり苦労しました。
タイヤは後輪の摩耗が著しい
タイヤは後輪から特に摩耗していきます。これは体重が主に後輪にかかるからですね。自転車旅だと重い荷物も加わるのでなおさらです。前輪はサイドに荷物を積んでいないので新品みたいな面持ちでした。
前後輪を入れ替えてその場しのぎも一応可能
ロードバイクでも定期的に前輪と後輪を入れ替えて負荷を均一にする、というテクニックもあるみたいです。推奨していないみたいですが。
今回の旅では荷物がそもそも多かったです。後輪をどうにかしないと話にならなかったので、トラブル時は問答無用で前後入れ替えました。後輪をどうにかしないとパンクスパイラルにハマりそうでしたし。結果はいい感じに行き、何とか街までパンクせずに済みました!街についたらパンクしたけどw
余談ですが、タイヤ「コルデ・ラヴィ」は一般の自転車ショップにはほぼ売ってません(確認した限りで)。必殺のアマゾンで注文しようと思ったけど製品規格のせいかコンビニ受け取りも営業所留めもできませんでした。純正品で交換したい、ということであれば事前に調達して常備するしかない気がします。
タイヤに限らずメンテは必要ですね!
今回はほぼ新品で入ったこともあり旅後半も割と新品マインドだったので大きな反省ポイントです。
メカトラブルは主にタイヤだけだったのですが、聞くところによるとディレイラー/チェーン周りの故障も長旅だと結構あるみたいですね。タイヤに限らずあらかじめ対応方法を頭に入れておいた方が旅をより円滑に進められる気がします。
次回はタイヤコウカーン!で悩まずに済ませられるようにしたいですね!
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