北海道自転車旅2024夏 反省会(施策/装備品等)

北海道自転車旅2024夏 反省会(施策/装備品等)

2024年9月26日、北海道自転車旅から無事に帰還しました。
1か月チョイと長めの旅、無事に帰還できましたが初めての試みや失敗したことは勿論あります。

今回は本旅の反省会をしていきます。

北海道自転車旅2024夏 反省会

初めての試み

ここでは本旅で初めて試してみた、系のお話を記載していきます。
試してみて有用なら次回以降も採用、イマイチなら不採用、といった感じのことですね。

フロントのサイドバッグ導入

今回フロントのサイドバッグを導入しました。荷物の整理を容易にしバッグ内の整理を減らして楽をする、といった目的ですね。
フロントのサイドバッグには調理器具周り/食料系、のようなイメージで使ってましたが、途中から調理器具周り/汎用、という役割に変わってました。
汎用バッグにはよく使うもの(衛生用品、充電系、雨具等)を入れ宿泊時等にこのバッグだけ持ち込めばOK、というような流れにしていました。この役割はかなり有用でしたね。後半は特にこの汎用バッグのみ整理する流れでうまいこといってました。

ちなみに、終盤は調理器具の故障もあり調理器具周りは全て宅急便で送り、空のバッグはテキトーに荷物を入れられるようになってました。雑に入れられるバッグとして活躍してましたね。

このサイドバッグ装着のためフロントにもキャンピーを付けています。このため重量が重くなり、パーツ数も多くなっています。今回輪行バッグを一応持ってましたが、この装備で輪行は正直考えたくないですね。。。

と、当初の思った役割とは少しずれましたが、思った以上に活躍してくれました。18Lのバッグでしたがサイズアップは不要(最終的な役割としてはやや過剰、お土産入れにはよかった)かな。次回採用もアリでした。

トレッキング向け装備

今回礼文島に行くことは事前に決めてました。なので少しはトレッキング時の装備も考慮してました。具体的にはリュックですね。トレッキング時に両手を開けたいのが目的ですね。実際導入して水や補給食、その他小物を入れることができてかなり活躍しました。ただ携帯リュックということもあり、しっかりしたものよりも疲れは溜まりやすかったですね。特にショルダーベルト部分は細くパッドもないので食い込む形になり疲れるしやや痛いです。いいものを使えばある程度解決できそうですが、使用頻度を考えると買い替えは微妙か。

トレッキングや脚を使った行程が分かっている旅ならポールがあるといいですね。トレッキング時、上下移動が多々ありましたがこれがキツイ。支柱としてポールがあると楽になりそうです。自転車旅なので折り畳めるポールを車載装備とするのが良いですが、いいものになるとお値段がそれなりになるっぽいです。なかなか難しい。

あと今回の旅の大きな失敗の一つはスポーツサンダルですね。スポーツサンダルというか使い古した状態が主な原因ですが。トレッキング中に破損し結構困ったことになってました。これについては後述。

自宅⇔大洗への自走

ランドナーでの大洗行き自走は実は初めてでした。帰路も同様。これがとてもキツかったです。北海道と比べて走り易さが雲泥の差です。往路ではおそらくマラソンに影響するぐらいの疲労を残し、帰路では雨風+走りにくい道と交通量で頭を抱えました。

正直自走で大洗までに行く案はランドナーだとないな、と思いました。とにかく行程が虚無すぎる。北海道を走りたいのに本州で疲弊するってあり得ないですよね。ロードバイクなら輪行でパスできますが、ランドナーだと苦行が過ぎる。今後ランドナー自転車旅をするなら荷物を宿に送って輪行が現実的かな。重量的に飛行機が行けるか微妙なところなので電車輪行か。

装備のメンテナンスは大事

今回の旅では装備周りはいろいろトラブルが発生しました。ここでは装備全般について記載していきます。

荷台のロープですが、出発前の荷造り時に以前使用したロープを引っ張り出したらカッチカチになってました。経年劣化で内部のゴムが硬化していたみたいです。出発前日に急いで代替品を調達しましたが、メインで使うもの(上の商品)をアマゾンで注文して札幌で受け取る手筈で動きました。長いこと使ってると劣化する、ということは認識しておかないとダメですね。

また、テントに使うグランドシートはカビてました。。。以前テント本体は手入れをしてた気がしますが、グランドシートは放置していたようです。このカビのせいか水が染み出してテント本体に貫通してくることが多々ありました。こちらも道中で新しいものに交換しました。帰還後はもちろん干しておきました。

以前の旅でスポーツサンダルが有用で今回も続投でしたが、トレッキング時に大破しました。こちらもおそらく経年劣化とトレッキングによるハードな使用により大破したと思われます。こちらもグランドシート同様道中で交換しました。

バーナーも破損しました。旅途中から使用中にホース部分から火が出ることがたまにありました。管理方法がイマイチだったのかホース部分が破損した模様。揺れのせいでバッグの中で動くこともあるのでそれなりのケースに入れておく必要がある感じですかね。さすがに使い続けるのは危ないという判断から使用を中止、宅急便行きです。

長いこと使ってたメイン鍵も壊れました。鍵使用時の自転車が転倒した際に負荷がかかって壊れたっぽいです。鍵は2門あったのでノーガードにはなりませんでしたが、さすがに心許ないのでこちらも道中で調達。

テントも雨漏りしてました。大雨の時にテントの継ぎ目から雨が漏れてましたね。フライシートも使っていたので両方破損している可能性大。

他にも携帯枕の空気漏れが発生する等、なんというかボロボロでした。。。
とりあえず装備全般に言えるのは消耗品ってことですね。自転車本体はある程度手入れをしましたが他は割とノータッチでした。旅前には装備もメンテ・新調するなどの対応は必須と考えた方が無難か。

調理系はやはり厳しい

今回バーナーを持参し、積極的に自炊していこう!と思っていました。最初の方はそこそこ頑張っていましたが、疲労度合いが爆発した中後半あたりからは駄目でしたね。バーナーの破損で諦める後押しになりました。

正直元気な状態じゃないと調理する気にならないですね。キャンプ時の朝食もエナジーバーで良くね!ってなってました。近くにコンビニがあればそっちに流れてました。やはりバーナー回りのセットアップはカロリー高すぎる。疲労時はもうバッグを開ける気にそもそもならないです。あと今回の旅でわかりましたが、キャンプで使うクッカー等のカチャカチャ音が自分にとって不快音過ぎました。自分のものはもちろん他人のものも同様。疲労時は特にキツ過ぎる。キャンプ時は耳栓が必要だ。

と、使用頻度と管理面から今後はなしでいいかな、と思います。百歩譲ってOD缶でお湯沸かす環境だけ残す、とかかな。CB缶を使い切るほどハードに使うことはまずないと思う。荷物のサイズダウンのためにもギリOD缶採用があり得るか、といったところ。

終わりに

自転車旅もそれなりにしてきてますが、都度いろいろ課題が発生しますね。完璧なんて存在しない!そこが面白いところでもありますが。
今回1か月超の旅でしたが、長期の旅はなかなかタイミングが難しいので次がいつになるのかわかりませんが、今回の旅の課題を次に活かせればと思う次第です。