自転車旅へ行こう!2021年春 反省会

自転車旅へ行こう!2021年春 反省会

どうも!夏風邪です。

先日北海道から帰還し、春の自転車旅が完了しました。当初予定していたものと随分変わりましたが、無事完了できてよかったです。

今回はこの自転車旅の振り返りをしていきます。

装備周りに関しては別途。

2021年自転車旅

今回は4月より九州、6月より北海道に行ってきました。九州は17日間、北海道は21日間の旅ですね。長くも短くも感じる期間です。月並みな感想ですねw

九州自転車旅振り返り

フェリーで北九州へ上陸、対馬・壱岐へ行き、主に長崎を走る。予定では阿蘇を走って北九州に戻る予定でしたが、長崎の自転車ショップへメンテに持っていくと、総メンテした方が吉という状況が発覚。そのままショップに自転車を置いて飛行機で帰還しました。

メンテは非常に重要

九州旅の行程でランドナーを買ったお店によってきました。ここでメンテしてもらうというのが本旅の目的の一つでした。ここでランドナーを見てもらい、総メンテ行きが決まった、という流れです。

ショップでのメンテは重要ですね。自分では自転車のお掃除、ブレーキシューの交換、ネジの緩み確認、ぐらいしかやってなかったですが、ショップに持ち込むと問題がワラワラ出てきました。上の画像はショップで見てもらって初めて気づいたリム破損です。

2019年の旅以降メンテに出していなかったので問題が出てきてもおかしくはなかったわけですが。。。道中でメカトラブルが発生しなかったのは幸いです。結果的にですがメンテの重要性を認識できたのはよかったです。ちなみに、ロードバイクはことあるごとにショップへ定期メンテに持って行っているので今のところ致命的なものはないです。

後はランドナーのメンテができるショップを見つけておくことが課題です。普通のスポーツバイクショップでは無理っぽいです。かといって毎回長崎のショップにお願いするには時間もコストもかかりすぎる。近場のショップを見つけることが重要ですね。

九州は自転車旅には向かない

九州、というか今回通ったルート(主に長崎)は自転車旅には向かない気がします。理由は以下。

  • 道は狭く、どの道も車がそれなり
  • 視野の広い景色がない
  • アップダウンしかない

端的に言うと走っていて全く面白くないです。

道は狭く、どの道も車がそれなり

今回通ったルートは基本的に道は狭く、車が結構通っていたのでほとんど快適に走れませんでした。歩道が走れるかというとそうでもないことが多く、神経を使って走ってることが多かったです。あと道が分かりにくいことも多かったですね。特に佐世保。道は複雑、車は多い、やっぱりアップダウン多い、で結構カオスでした。

視野の広い景色がない

九州を走ってみて思ったのは視野の広い景色がないんですよね。ずっと狭い道を走ってる感じ。正直なところ、気持ちよく走れた時が全くなかったです。旅で自分が求めるものが九州にはなかったですね。これについては後述。

アップダウンしかない

道の大半がアップダウンでした。特に対馬。加えて景色が変わらな過ぎて結構ウンザリしていました。総メンテが必要、ってなった時、実は渡りに船、と思ってましたね。それぐらいウンザリしてました。鹿児島辺りはまた違うのかもしれませんが。走った場所によるところも多いかもしれません。

九州の周遊は車で行こう

九州は地形的なことがあり自転車はかなり不向きな気がします。今回走ったところに関しては、お世辞にも走りやすい道ではなかったです。対馬は特にノリで行くとダメなところですね。完全に自転車不向きな場所です。主要道だけを走ればまた結果は違ったかもしれませんが、それが自分の求める自転車旅になるのかははなはだ疑問です。

行けてよかった、と思うところももちろんありましたが、自転車である必要はあまりなかったのが悲しいところですね。観光地はもちろん素晴らしいところも多かったので、行くのであれば素直に車で行くべきかなと思います。

輪行旅はアリ

今回の九州旅で厳しいなと感じたのは道中の走行がムチのみ、飴なし状態と感じてました。逆に輪行旅はアリな気がします。目的の場所だけ自転車で周る、みたいな。キャンプ旅のようなヘビーなものでなく、ライトに走って宿に泊まる感じの旅にすれば行けそうな気がします。輪行の手間も少なく、小回りの利く小径車の採用は割といいかもしれません。こちらについてはちょっと検討中。

北海道自転車旅振り返り

新幹線で函館スタート、札幌ー旭川経由で稚内まで北上。オホーツク海側を走り網走にて内陸に侵入。十勝エリアを南下し、海沿いより苫小牧に向かいフェリーで帰還。

当初はランドナーのキャンプ旅を想定していましたが、コロナの影響でキャンプ場の閉鎖、離島の来島自粛が出たことによりロードバイクでひたすら走る旅に切り替えました。期間中はほとんど自転車に乗ってましたね、頑張りました!

旅の方針転換について

当初は自転車キャンプ旅を計画していましたが、コロナ影響に伴い走って食べる旅に変更しました。出発前までどうするか悩んでおり、準備をそれほどしていなかったですが、結果的にかなりうまく勧められてよかったです。道中も宿滞在中もモリモリ食べてましたね。後半はお酒とケーキが良く現れてましたw各地域の滞在期間が短かったのが惜しかったところですが、方針転換後の旅の目的に沿った活動になってて割と成功だったと思います。

キャンプについて

ロードバイクで周った際にいくつかキャンプ場を見て回りました。開いていたのはびふか温泉ぐらいだったか。やはりコロナで利用できなかったキャンプ場が多かったですね。結果論ですが、自転車キャンプ旅を強行しなくてよかったです。

当初はキャンプを充実させる、という目標があったのですが、見事に当てが外れました。次の機会の楽しみにしましょう。

自転車旅に求めるもの

北海道をロードバイクで走って思いましたが、

  • 広い視野の景色
  • 走行音と自然の音以外無音

こういった景色や状況を求めて北海道に来てる感があります。九州旅の後だったのではっきり自覚しましたね。これが九州旅にはなかったから気持ちよく走れた記憶もなかったのだと。

広い視野の景色

ただただ広がる何もない景色の中走るのは至高ですね。上記の画像は思わず撮ったものです(新函館北斗駅から走り始めてすぐ)。道中でも本当に何もない景色を立ち止まって撮ることが多々ありました。北海道によく来るのは、こういったものを求めている、というの大きそうです。

走行音と自然の音以外無音

北海道を走ってると、車の通りがなくなり、自分の走行音と風や虫などの自然の音しか聞こえなくなるような瞬間があります。まるで広い世界に自分しかいないような状況、たまらんですね。

全て宿に宿泊

今回はキャンプ道具を持って行かなかったので全て宿に宿泊しました。やはり宿に毎回泊まるとコストはそれなりにかかってしまいますね。毎日の支出の半分ぐらいが宿コストになってるのはどうなんだろう、とも少し思いますが。。。

旅に限らず、宿はあまりこだわりがないのですが、今回の旅でドーミーインがなかなか快適ということを知ったのは大きいですね。網走でいいね!となり、その後帯広、苫小牧と利用しました。個人的に良いと思ったポイントは以下

  • 温泉がある
  • 洗面台が独立している
  • 扉が入口と寝室で2つ
  • 夜鳴きそば
  • 自転車の管理が割と寛容(網走/苫小牧で置き場あり、帯広はエントランスに置かせてもらう)
  • 洗濯機が無料

自転車の管理は札幌だと例によって自分で何とかしろ、とか言われそうな気がするけど。。。全体的に機能的で積極的に利用する価値がある宿だと思います。今後も利用してきそうな予感。

おまけ:道中トラブル集

思ったよりも平和な道中でした。

ワースト1:あげいも強奪事件

道の駅望洋中山にて売れ筋のあげいもを購入したのですが、油断した隙にカラスにあげいも持ってかれました!しかも新品未開封!カラス許さん!

上記画像はあげいも購入2本目。

ワースト2:おぱんつ整頓事件

宿に連泊時、部屋に清掃が入りました。その時たまたまおぱんつその他をベッドの上に置きっぱなしにしてたのですが、部屋に戻るとおぱんつその他がキレイにたたまれてベッドの上に置かれていました。恥ずかしい!

ワースト3:装備品紛失事件

アイウェアを途中で落としました。宿で落としたようで、後日連絡が来ました。かなり披露してるタイミングで落とし、全く気付かなかった模様。疲れてる時ほど注意が必要。

靴下も一足紛失。宿のチェックアウト時に入れ忘れたか。チェックアウト時の忘れ物防止方法は考えた方がよいか。

まとめ

やはり走ってみないとわからないことは多いですね。九州は北海道ほど走って楽しくない。少なくとも今回走ったところに関しては。九州旅に関してはノリで決行したところがありますが、いろいろ認識できたのでよかったと思います。

輪行旅を考えるに至ったのも大きいですね。比較的ライトな旅に落とし込める可能性がありそうです。小径車の整備という前提のクリアが必要ですが。

北海道をロードバイクで走るのも面白いですね。今回コロナの影響もあり、観光は完全になしの方向で行ってましたが、割り切っていたのも良かったと思います。どこに行くかで都度悩まされることもなかったですし。もう少し走りやすい時期に長期間走ってみたい気もします。

終わりに

とりあえず大きなトラブルもなく終えられてよかったです。次の旅では今度こそ北海道の離島に行きたいですね。結局未だに利尻礼文にはいけてませんし。問題は今年、来年は難しそうということ。いつになったらいけるのだろうか。